素材とレイヤリング

このスキーハイクはかなりの汗をかきます。
アウターは着ていないにもかかわらず、マイナス8℃、風速数mの時でも15分も歩くとシャツが濡れるくらいの汗が出てきます。
着るものは極力体が冷えないものを選びたいものです。

下着ベースレイヤー

吸汗速乾性

montbellは日本のメーカーですので商品サイズに間違いないことと入手が楽です。価格も欧米のものと比較しますと安価です。私の持っているモンベル商品を掲載して説明させて頂きます。

薄手・中厚手・厚手

ベースレイヤー
吸汗速乾性

シャツ

もっとも大事なのがこの下着の選定になります。

汗のかき方も個人差がありますので一概には申せませんが下着も高額ですので様々なものを購入して試す訳にも参りませんので私の着ているものの感想を参考にして下さい。

※ 下記のものは全てモンベルの商品です。

スキーハイクは全身運動ですので汗を表に出し、汗冷えをいかに防ぐかが求められます。

◎ 先ずシャツですが基本的にジオラインの薄手長袖→中厚手長袖を重ね着します。

◎ ジオライン薄手長袖→メリノウール半袖の重ね着。

◎ メリノウール半袖→ジオライン薄手長袖と逆に着る場合もあります。

逆に着た場合の効果のほどは不明です。定かではありません。

本来は汗を大量にかく場合はメリノウールは向いていないようですがスキーハイク往復2h~3hくらいの行動では問題も無く、メリノの保温力の面で役に立っています。

私のスキーハイクのコース(河川敷、ほぼ平地)ではモンベルジオラインEXP厚手のような極寒地用のシャツまでは経験上必要ありません。

下半身は上半身ほど汗をかきませんし、寒さも感じません。

その意味では下着はメリノウールのブリーフパンツ、メリノウールタイツ薄手で間に合います。 かなり風があるような場合は、中厚手はジオラインしか持っていませんのでそれを履いています。タイツの重ね着はしていません。

ジオラインのLWトランクスパンツも持っていますがそこまでの必要性は感じていません。上半身と違い、吸水拡散性を発揮するほどの発汗量とはなっていないからです。

パンツ

パンツ
パンツ
トレッキングパンツ

上写真上 モンベルヤッケズボン

上写真中 MOUNTAIN HARDWEAR フリースズボン

上写真下 モンベルパンツ

ヤッケズボンは、25年も前のものです。ヤッケの上着の方は完全に破けて廃棄しています。

このフリースズボンも中厚くらいです。ズボンの下はメリノウールタイツ、ジオライン中厚手タイツのどちらかを履きます。

モンベルのこのパンツの名称などは覚えていないのですがオールシーズン、中厚手でのものです。

靴下

ハイキングソックス
山岳用靴下

インナー

モンベルとファイントラックのインナーを持っていますが使うのをやめました。

高性能故に汗抜けが良すぎて冷え過ぎる感じがあるので自分には使えないと思いました。

あくまで私個人の感想です。

ソックス

河川敷(平地)でのスキーハイクですと登山レベルの保温性は不要です。

私は、Smartwoolのハイキング中厚手をはいています。 以前は厚手を履いていたのですが常時歩いているスキーハイクでは暑すぎました。

ハイク時のスノーブーツは真冬でも夏の靴下で大丈夫なくらいの保温力がありますので完全に厚手のソックスでは過剰すぎました。

履く靴により判断しなければなりませんが、登山で使用される化繊+ウールの混合が最も良いのでしょう。

蒸れの防止、ズレ防止、強度に重きを置き、保温性にも考慮してご判断下さい。

残念ながら評判の良いFITSの靴下は私の足には合わないようで幅の部分で窮屈さがあり断念しています。

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中間着ミドルレイヤー

化繊

進化する化繊の中間着

中間着

フリース
フリース

フリース

上写真の右側 モンベルのシャミースジャケット

上写真の左側 前述のヤッケと同じ頃にもう25年くらい前に購入したモンベルのフリースベスト

真冬でも強風でなければこのフリースだけでスキーハイクをします。

降雪の時は、モンベルのODジャケットなどを羽織りますが風があると寒いですね。

汗抜けの良い防風ジャケットを常に探しています。

ダウンの代用

ミドルウエア
化繊ジャケット

上写真の右側 モンベルのサーマラップ ジャケット

これは風は通しますので中間着として空気の層を作るものですね。

ハイク時にはこのジャケットにまで汗は出てきます。汗抜けは良好です。

どのみち汗で濡れますので乾きが良いこの化繊ジャケットを選択しました。

保温力では断然、羽毛なのですが濡れて保温効果が落ちては意味がありません。

上写真の左側 モンベルのストームパーカ

このアウターのストームパーカーを着てハイクするのではありません。

このパーカーはゲレンデスキー用として購入したものですが裏地にシンサレートを使い保温性を高めていますので 休憩時に体を冷やさないために上記の化繊ジャケットと合わせて使用しています。最新の行動着、保温着ほどではないでしょうが十分に機能を果たしています。

あまり高価なものばかり追い求めていてもキリがなくなります。

それにメーカーの宣伝、謳い文句は良いのですがその通りに実感できるかは定かではありません。 画期的なものなどそうそう存在しません。少しずつ良くなっているといった感じの方が分かりやすいでしょう。


ハイブリッドソフトシェル

防風を考えている私が購入してみたいものにモンベル サイクライムジャケットがあります。

前面で風を防ぎ背面で蒸れを放出する防風性と撥水性を備えた2層構造の特殊な生地を使ってあるとカタログにはでています。

スキーハイク向きのウエアかもしれません。ザックを背負った時の背中の汗も逃げてくれそうですね。

そのうちに購入してテストしてみたいと思います。

手袋 化繊・毛

グローブ
手袋

手袋は汚れますし擦れて破れることが多々起こります。案外と重宝されるのがホームセンターで売られている軍手です。

オーバーグローブ

オーバーグローブ
オーバーグローブ

スキーハイクですので水対策を考えておりません。あくまで厳寒期の雪、保温の対策です。

かと言ってスキーグローブのようなものではあっという間に汗でぐっしょりになってしまいます。

帽子

スキー帽
スキー帽・目出し帽・ネックウォーマー

写真に写っている赤い帽子は目出し帽(バラクラバ)です。

-10℃くらいになると呼吸が苦しくなる場合があります。そこでこの写真右の上下のネックウォーマーがマスク代わりになり呼吸を助けます。

河川敷をスキーハイクしていて分かったことは一方向から強烈な風が吹きつけることです。

天気予報の気温よりかなり低いということです。特に体感温度は。

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上着アウターレイヤー

スキーハイクのアウター

ゴアテックス素材まで必要とするのか・・

緊急時にすぐに取り出すには

ベルト
ポンチョ

緊急時のアウターとして咄嗟に風雨、風雪を防ぐなどの時はこのポンチョを取り出します。 ツェルト的な感覚です。

緊急時用ですのでポンチョは、ほとんど使うことが無いのですが、一定の時期にはなるべく着用するようにしています。

この黄色に意味があります。鴨などの鳥の狩猟期間に安全のためにこの目立つ色のものを身に着けているのです。

より安全なように樹木のある川沿いではなく、堤防のみを歩くようにもしています。

このポンチョはISUKAの商品です。

モンベルのストームパーカーをダウンパーカー代わりにしていることを紹介しましたが、緊急時として考えると少しばかり問題があります。

スタッフバッグに小さく折りたたまれているものは収納的には良いのですが、すぐにザックから取り出せるかどうかが問題だと思うのです。

人間は横着なものでザックから取り出すことすら面倒がって行動しなければ結局は宝の持ち腐れとなってしまうのです。

夏山の山岳事故で、持参し、有るにもかかわらず、使いもせずに低体温になってしまった事例があるからです。

登山の集団行動で一人だけ立ち止まりザックから衣類を出して着るなどの行為、別行動、皆から遅れるなどのことは憚られるといったことは理解できます。

市販時の小さなスタッフバッグにより小さく折りたたまれたものは案外取り出しにくいのは皆さんも経験されているでしょう。学ばなければなりません。

ポンチョ収納
スタッフバッグ収納のポンチョ

私のスキーハイクは単独行ですので周りと歩調を合わせる必要はありませんが、急いで取り出すことは実践できる様にしておかなければなりません。

さらに一方向から吹き付ける強風は私に自然の凄味を実感させます。容赦なく手に持つものなど吹き飛ばされるからです。海に近い河川敷だからでしょうか。

そのような中でザックを下ろし中から取り出してさらに、スタッフバッグから取り出してなどは不可能とは言いませんが相当苦労することが分かりました。

緊急取り出しバッグ
ポンチョ収納

そこでザックへの収納は大きめのバッグにポンチョをたたまずにゆったりと入れてあり、紐が見えるようにしておきます。その紐を引くようにします。

首から肩に紐をかけてからポンチョを被ります。これなら風で飛ばされることもありませんし確実に着ることができます。
※ 裏返しにして入れておき被った時に表になるようにする

ベルト
ハンティングベルト

着衣後も強風で下からまくられる場合がありますので上からベルトをしています。

ヤッケ
ヤッケ

この写真のヤッケはアウトドア用品ではありません。ワークショップで購入した230円の商品です。

着ていると蒸れます。ですから短時間であれば風雨も防ぐのではと思っております。ポンチョもありますので二段重ねでいざとなれば対処します。

自分の行っているスキーハイクはせいぜいこの程度の用具で事足ります。

ゴアテックスのような高性能のものは完全にオーバースペックになります。

森林限界点を超えるような過酷な状況に半日、一日とさらされることは、ありませんので念のための装備となります。

登山家の方が仰っていました「みぞれになったら直ぐに引き返さなければならない」

引き返し地点が最も車から遠い場所ですので戻るまでの最長時間が分かります。その時間内で天候急変(みぞれ、暴風雪)に耐えられれば良いのです。

川では川霧が発生します。併せてホワイトアウトのような完全な視界不良も起こります。天気の良い時に道(コース)の縁をよく理解しておくことです。 極端な言い方をするならば目をつぶっていても歩いて帰れるようにとの意味です。




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